AIにブログ記事を書かせた結果、失敗した話をします
結論:全く上位表示しないわけではないが99%の人にはお勧めしない
どうも、無色です。
2024年の6月から2024年の10月くらいまでAIにブログでアフィリエイト記事を書かせて、それがどれくらい上位表示するか検証したんですよね。結果、失敗してあまり上位表示しなかったんですけど。
僕は手動(AIなしの手書きで)の物販アフィリエイトである程度の反応を得ているので、僕の頭の中で結論は既に出ていたのですが、矢張りうまくいかなかった。というよりかはもう数年時間を見た方がいいというのが正確な感想かも知れません。
検証したのはお水関連のASP案件。わかりやすく言うならウォーターサーバーや浄水器等。それらを有名なものも、聞いたこともない会社が作っているものも全部自動化させて記事を投稿していきました。50記事は作ったかな。
上位表示と言えるのかどうかわからないけれど、5位や6位くらいは乗っかるものもありました。ただ、あまり意味ないなと思いました。何故か?人間が書いた文章じゃないから読んでてつまんないというのが本音なんですよ。つまんないから上位表示できても、信頼がない。信頼ないから他から買おうになるわけですよね。
ちなみに僕はAI否定派ではないです。中立というよりかは若干賛成寄りで「AIと共存して上手く生きていく派」なんです。理由は簡単で、この流れはもう止まらないからです。技術がひとたび世間に出た場合、独裁国家でAI使ったものを処すくらいのことをしなければ、後は法律で取り締まるくらいのことしかできません。取り締まったとしても海の向こうを超えればみんな犯罪し放題。「AIに仕事を奪われてしまうという可能性を他人事としてみるべきではない」と、僕は2020年頃からずっと言ってきました。それが現実のものになろうとしてきているわけです。
ただ、AIと言っても「人間がやった方が良い結果が出るもの」と「AIがやらせてもそこそこ良い結果が出るもの」とに二分されるわけです。僕がここで言いたいのは人間様にやらせた方が大抵のことは上手くいくけれど、時間効率考えるならAIに任せた方がいいものもあるから部分的に任せてみるのはアリと僕は言ってるわけで「楽ができるから全部AIに任せてもいい」というのはそもそも良い結果が出なくて当たり前なんですね。
そこの見極めをする為に今回AIを触ってみたんですけど、結論を言うなら
文章 → 絶対に人間の手で書いた方がいい
サムネ → 部分的にAIに任せるのは全然アリ
キーワードや記事ネタ等の洗い出し → 部分的にAIに任せるのは全然アリ
という結論に落ち着きました。
こういった「自動化系」ってサブディレクトリ系のアフィリエイトでデータベース化して収益が出ることが既に証明されているので、AIも突き詰めれば「錬金できる部分」は秘めていると思ってます。ただ、僕が声を大にして言いたいのは
モチベが続かない
ってところなんですよ。僕はそこまでお金至上主義者みたいな人間ではないから、あくまでもフォロワーのみんなが副業する際にどういうやり方でお金稼ぐのが最も良いのかを正しく伝える上で実験しているだけで、元々文章は自分で書きたい派なんですよね。で、結局そういう結論に至った。
お金を稼げるなら何でもいいみたいなパラダイムで生きている人であれば、AIをふんだんに使って錬金はできるかもしれないけれど、そんな人、2008年からネットビジネスをしている僕に言わせれば1%もいないので、あるなら才能以外の何者でもないよ。
なんかね、「AI副業」とか言ってAIが稼げますよ!ってSNSで叫んでるインフルエンサーって2023年から結構増えてきてるんだけど、それって実際は「YouTubeの動画の原稿を依頼している人から仕事を請け負ってAIに作らせて稼ぎましょう」って話なんですよ。何で知ってるかって?そりゃ実際に彼らのLINEに登録したりしてZOOMの説明会に潜入したからね。
でもそれって、「原稿を依頼する側」からしたら人間の方がいいに決まってんじゃん。だから依頼する側が条件厳しくすればすぐに消えるビジネスモデルなんですよね。
他人が口にしている美味しい話というのは言わば「切り口」で、切り口さえあればいかようにも美味しそうに見せられる。実際に美味しいかどうかは口にするまではわからない。だから試してみればいい、と僕は常日頃からフォロワーに言ってます。
正しい形でAIと共存していくことしかできないと思ってますよ。どれだけ機能性が高くても「それを認めない人間」が沢山いたのなら、その人は支持されないし、支持されたとしても身内でしか認めあうことのできない閉鎖的なコミュニティになってしまうのがオチですから。